長崎県の地域ブランドに関する「ふるさと納税」記事、第3弾です!
長崎はハイカラ文化が漂う出島を始めとし、歴史溢れる特産品が多い街です。商標登録の情報を通じて、長崎の地域ブランドを堪能していきましょう。
長崎県シリーズ第3弾は「正右衛門窯」を紹介します。「正右衛門窯」は、長崎県波佐見町の伝統的工芸品・波佐見焼「山口正右衛門窯(HP)」の工房名です。
波佐見焼の誕生は16世紀末とされており、400年以上もの年月をかけて技術が伝承されてきました。優和さを醸し出す青白磁や、透けるような白磁が特徴的。平成27年には「黄綬褒章」を受章した伝統工芸士による作品が、ふるさと納税の返礼品となっています。
長崎県波佐見町の返礼品:青白磁彫り皿(商標登録第5652560号「正右衛門窯」)
ふるさとチョイスHP より引用
青みがかった白磁、青白磁。彫りによって陰影が生じ、気品あふれる逸品ですね。
「正右衛門窯」の文字は、陶磁製の食器類等の分野において商標登録されています。
商標登録第5652560号(登録日:2014.2.28)
そして青磁製の食器類に関する商標として、「波佐見客星青磁」も商標登録されています。工房名だけでなく、作品に関連するネーミングについても商標登録し、商標権にて世界観を保護しているということですね。
商標登録第6155554号(登録日:2019.6.21)
工房では様々な作品が日々制作され、ホームページ上でも拝見することができます。又、ネットショップも準備中とのことです。
是非一度、工房のホームページを眺めてみてはいかがでしょうか。
山口正右衛門窯 さん
〒859-3711
長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2191番地8-4
TEL:0956-85-4320
HP:https://hasami-syouemon-gama.com/index.html
(参考情報)
・波佐見焼の歴史|波佐見町歴史文化交流館
・波佐見焼 | 伝統工芸 青山スクエア
・倒産寸前から、波佐見焼大躍進の立役者へ | 中川政七商店の取り組み
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